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んじゃ長くなるかもな説明を…

 投稿者:竹内 智紀  投稿日:2009年 7月12日(日)20時53分35秒
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  広島車両所は機関車も貨車も全検をしている場所であり、僕の仕事もその大半に関わっています。
具体的には関西支社のDE10を除く機関車全てと、平軸貨車を除く全ての貨車に関わります。

部品名はコロ軸受け。通称「コロ」です。
車軸の、車輪より外側につき、上からの車体・台車の重さを支えます。
というのも、台車が直に車軸に乗るとその抵抗が大きい(車体と台車で100t近く?)為、スムーズに走らせようじゃないか、ということで付いてます。

これを使わないのを平軸車と呼んでますが、これは油を染み込ませたフェルトを軸と台車に挟み込んでるもの。ただ、軸の平滑さがものすごくシビアで、ほんの少しも凸凹禁止です。

ちなみにコロ軸受け車の軸って結構荒れてて個人的にもダイジョブ?と思うものもありますが…平然と圧入してます。

構造としては車軸に直接付く内輪、その上を転がるベアリング(コロ)、その外側に来る外輪、となります。
まぁ厳密には、ベアリングは上から見たときに二列並び、間には間座と呼ばれる部品が入りコロ間の距離を保ったり、コロが出てこないようにシールケースや抑えがあったりしますけどもね。

動きとしては、車軸と一緒に内輪が回りますが外輪は台車に押さえつけられて回りません。
じゃぁどうなのか…。
実は外輪と内輪の間でコロが高速回転。
とまぁ…文章で書くと分かり難い事この上ないモノだったりします…。
実物を見れば一瞬で納得できるんですが…(^^;
貨車が走ってる状態で説明すると…台車の、車軸のあたりでグルグル回ってる物体があると思います。それがコロ軸受けの部品のひとつ、前ブタ。3本のボルトが刺さった三角形や円形のフタが回ってるはずなので見つめてみては?

=お仕事手順=
〜貨車〜
委託会社が解体、洗浄→帰ってきたコロを洗浄→検査・測定→組立→車軸に圧入→前ブタを付け、必要に応じてペンキ

〜機関車〜
車軸に軸箱が残ってる状態でスタート。軸箱を解体し、車輪だけにしたら車輪に用はありません。で、洗浄に出します
→洗浄から帰ってきた軸箱を部位毎に振り分ける→防振ゴムを軸箱に付け、コロ組み込み受け入れ態勢へ→コロ軸受けをグリスを塗りながら組み込み
→仮組みが終わった軸箱を車軸に組込→全てのボルトを締め、ペンキを塗って完成。
と、いう感じですかね。

さて、輪西派出は貨車の全検の検修をやっており、広島と同じようにやってます。
そして、何故か広島も輪西も、名古屋に輪軸を送ってるんですよねぇ…
 
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